木の家の心地よさ
一歩足を踏み入れた瞬間、ふわりと香る木の匂い。
無垢床のやわらかな足ざわりに、目に映るやさしい木目。
私たちが「木の家」にこだわる理由は、まさにこうした五感で感じる心地よさにあります。
心と体に届くこのやすらぎには、実は科学的な根拠もあるのです。

選ぶのは、家にいちばん合う木
見て触れる場所には、国産の無垢材を
梁や柱、床など、人が見て、触れる場所には、国産の無垢材を使用。
私たちの暮らしに自然に馴染み、やさしい香りや手ざわりで心地よさを届けてくれます。
本当にこだわるべきところに、しっかりと木の力を活かす。それが、無垢家てんねんいろの木づかいです。

適度な硬さで日常使いの安心感がありながら、やわらかい足ざわり。使い続けるほどに、飴色の美しい光沢が出てきます。

耐久性に優れ、美しい木目と芳香が特徴。リラックス効果や防虫効果もあり、室内空間の質を高めてくれます。

軽くて断熱性が高く、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を実現。防腐性にも優れており、長寿命な家づくりに貢献します。
木の家が体と心にやさしい理由
科学データで裏づけられた「木の家の健康効果」
木の香りや調湿性能など、木の家がもたらす心地よさや健康への効果は、科学的にも実証されつつあります。当社は「木の家の健康を研究する会」に参画することで、信頼できるデータに基づいた住まいづくりを行っています。

木の香りに含まれる「フィトンチッド」などの成分には、リラックス効果や抗菌作用があることが分かっています。森の中で深呼吸した時のような心地よさは、無垢材の家の中でも感じられます。

無垢材には、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする「調湿効果」があります。ある実験では、無垢材の部屋は非無垢材の部屋と比べて、湿度が10%以上低下したという結果も。夏はジメジメを抑え、冬は乾燥を防ぎ、1年中快適な空間が保たれます。

木の香りや調湿性がもたらす心地よさは、睡眠の質にも影響します。木の家での睡眠は「深い眠り(ノンレム睡眠)」が長く、「浅い眠り(レム睡眠)」が短いという研究結果もあり、木の家が心身の回復を助けることが裏付けられています。

無垢材の空間では集中力が高まるという実験結果もあり、文部科学省も木材を使った学校づくりに力を入れているほど。木の家は、在宅ワークや、お子様の勉強スペースにもぴったりです。

スギ無垢材には、食中毒の原因となる「黄色ブドウ球菌」に対する抗菌作用が確認されました。コピー用紙や塩ビ素材と比べ、細菌のコロニー数は約2000分の1以下という結果に。無垢材の家は、見えない菌から家族を守る、子どもにも安心な住環境です。

スギ無垢材には、インフルエンザウイルスA型の感染力を99.9%以上低下させる効果が確認されました。新建材と比べても、無垢材の方が明らかにウイルスの不活化率が高い結果に。
出典:協同組合 木の家の健康を研究する会
木を見極める力
ひとつとして同じでない木だから、確かな目と基準を
自然素材である木には、色味や節、強度などそれぞれ個性があります。
だからこそ、人の目による見極めと、客観的な品質データの両方が欠かせません。
私たちはその両輪で、安心できる木の家を届けています。
昔から、木の家づくりは大工や職人の「目利き」に支えられてきました。今も当社には、木材コーディネーターをはじめとする木の専門家が在籍し、一本一本の特性を見極めながら、適材適所の家づくりを行っています。

無垢家てんねんいろの運営会社であるウベモクは、農林水産大臣が定めた基準を満たすJAS認定製材工場を有しています。
JAS材とは、強度や寸法、耐久性、ホルムアルデヒドの放散量など厳しい基準をクリアした「品質の見える木材」です。
認定工場として、私たちはその品質を自社で管理・製造する体制を整え、確かな木材を、自信の持てる家づくりへつなげています。
