古民家再生
無垢家てんねんいろの古民家再生は、「ただ直す」のではなく、暮らしと風景の価値を未来につなぐプロジェクトです。
古民家ならではの古材や意匠を活かしながら、現代の快適性と機能性をプラス。
木の専門知識と自然素材の力で、心地よく住み継げる住まいへと生まれ変わらせます。

古き良きものを、今の暮らしへ
既存の価値を活かす技術
長年使われてきた梁や柱には、新しい木材では得がたい風格と力強さがあります。
無垢家てんねんいろでは、木材の状態や強度を丁寧に見極め、必要な補修を行いながら活かすことを大切にしています。
建具や欄間、天井板などの意匠も、新しい空間との調和を図りながら再利用し、過去と未来がつながる美しい住まいをかたちにします。
暮らしやすさを再設計
古民家の間取りや動線は、現代の暮らしと合わないこともあります。そこで、家族構成やライフスタイルに合わせて空間を再構成。開放感のあるLDK、使いやすい水まわり、断熱・耐震性の向上など、快適で安心な住まいをご提案します。
古民家再生で活きる自然素材の魅力
再生に使用する建材も、私たちは自然素材を中心に選んでいます。
なぜなら、古民家のように時を重ねた空間には、ビニールクロスやプリント合板よりも、自然素材のほうがしっくりと馴染むからです。
無垢材や漆喰、和紙といった素材は、古材の風合いや昔ながらの意匠と自然に調和し、まるでずっとそこにあったかのような落ち着きを生み出します。
古民家再生のための5つの仕様
築年数のある建物でも、耐震診断に基づき必要な補強を行います。柱や梁は活かしながら、安全な家をつくります。

経年と共に味わいが深まる赤松・桧・杉などの無垢フローリングを使用し、自然塗料で仕上げています。

漆喰、シラス壁、エッグウォールなど、湿度を調節し、においやカビを抑える自然素材をセレクト。ビニールクロスでは出せない、手仕事のあたたかみと美しい質感が魅力です。

キッチンやトイレなどの設備は機能性の高いものを採用しつつ、桧の天板やオーダー建具などで空間に馴染むデザインに。木のぬくもりを感じられるお風呂もおすすめです。

古民家の雰囲気に合わせた調光機能付きのLED照明を採用。やさしい光が、木の表情や塗り壁の陰影を引き立て、くつろぎの時間を演出します。

古民家再生のご相談から
完成までの流れ
まずは建物の状態を確認する現地調査を行い、再生の可能性や課題を見極めます。お客様のご希望や暮らし方を丁寧にヒアリングしながら、再生の方向性を共有します。

現状の構造や素材を踏まえ、理想の住まい方に合わせたプランを作成。概算のお見積りをご提示し、ご予算に応じた調整も行います。

間取り、素材、設備などを詳細に決定していきます。古材と新材のバランスや仕上げの質感など、細部までこだわりながら進めます。

安全・品質に配慮しながら、専門の職人とともに施工を進めます。構造補強や断熱改修、設備工事などを丁寧に行い、既存の美しさを損なわないよう細心の注意を払います。

最終確認を経て、お引き渡しとなります。再生された住まいでの新たな暮らしが、次の世代にも受け継がれていくよう願いを込めてお届けします。

お引き渡し後も、住まいに関するご相談や定期的なメンテナンスに対応。古民家ならではの変化も見守りながら、永く安心して暮らしていただけるようサポートいたします。
